
今回は、東南アジアへバックパッカーする時の「費用」「ルート」について解説していきます。


そんな方の参考になれば幸いです。
東南アジアバックパッカーの期間とルート
期間は約1ヵ月
まずは「期間」についてです。
僕は、大学院の夏休みを利用して「27日間」東南アジアへバックパッカーをしました。
ほぼ1か月ですね。
※行き帰りの日本での2日含む。
元々2週間ぐらいにしようと思っていたのですが、どうせ行くならできるだけ長くしようと思い、研究に支障が出ない範囲で滞在した結果です。
大学生バックパッカーであれば、これぐらいの期間がいいのではないでしょうか。
これぐらいの期間であれば、「準備したり」「帰ってきてお土産を渡したり」といった時間も、全て長期休みに済ますことができますね。
ちなみに、滞在した国の内訳は以下の通り。
滞在国 | 滞在日数 |
日本 | 2日 |
タイ | 8日 |
カンボジア | 5日 |
ベトナム | 12日 |
ベトナムが多いですね…。
というのも、ベトナムでは「ハノイ」「ホイアン」「ダナン」という3都市に滞在したからです。
それに比べて、タイは「バンコク」、カンボジアは「シェムリアップ」だけなので、ベトナムに比べて短いというわけです。
しかも、ベトナムではハロン湾で一泊したり、バンゾックの滝へ2日かけて行ったりしましたからね。
※ハロン湾やバンゾックの旅の様子は、以下の記事に詳しく書いています。
ルート
お次は「ルート」について。
僕が、東南アジアを約1カ月かけてバックパッカーした国は「タイ・カンボジア・ベトナム」の3カ国です。
もともと、ラオスやマレーシアも行こうと思っていたのですが、時間的に厳しかったです。
※以下、大まかなルート。
地図外枠左上のアイコンから凡例を操作できます。
▼おおよそのルート(関空➝タイ➝カンボジア➝ベトナム➝タイ➝関空)
1カ国当たりの滞在時間を減らせば、同じ1か月でも、もっとたくさんの国に行けると思います。
でも、それだと「移動だらけになってしまう」のが嫌だったんですよね。
僕自身、この東南アジアバックパッカーの道中で「1つの街に長く滞在すること」に魅力を感じて、移動する回数を減らしました。
なんにせよ、東南アジアは航空券も安いです。
行きたい場所があればすぐに行けますから、無理して1回で全部回ろうとしなくてもいいと思いますよ。
また、旅の前にルートを決めるのもいいですが、思い通り進まないこともある点には注意。
何かあった時、臨機応変に対応できるように、あまりガチガチに予定を詰めすぎない方がいいですね。
※僕も熱中症になって予定変更しましたから…。
▼熱中症になって死を覚悟したバンゾックの滝
バンゾックの滝から帰ってきて熱中症の影響でダウンしていた日。 夜行バスでホイアンへ向かった日。 合わせて2日間の記事です。 ▼前日の旅の様子はコチラ▼ [sitecard subtitle[…]
僕の場合は


ぐらいのザックリした感じでした。
おかげで行きたいところも行けて、大満足で帰国しました。
東南アジアバックパッカーで掛かった費用
さて、最後は気になる「費用」。
旅費が安いと言われる東南アジアですが、どれぐらいの費用が掛かったのでしょうか。
東南アジアバックパッカーで掛かった費用「総額」はズバリ…
まずは「総額」から。
約1カ月の旅で掛かった費用は、ズバリ「¥141,835」
一日当たり「¥5,253」の計算です。
この計算には「航空券」や「お土産」も入っているので、実際に現地で掛かった費用は10万円ほどです。
「思ったより高い」という印象なのではないでしょうか。
しかし、これは僕がお土産を買いすぎたのが原因です笑
あとは「ハロン湾船上泊ツアー(約1万円)」に、参加したことも大きかったですかね…。
節約して回るのであれば、1か月の滞在でも15万あれば十分です。
節約しなかった僕でも、15万円掛かってないですからね。
※ただし、宿は安いドミトリーを選んでいました。
あと、旅行を計画する際に気を付けてほしいのが、「準備にもお金が掛かる」ということ。
初海外バックパッカーなのであれば、色々買い揃える必要がありますからね。
ちなみに、僕は初海外バックパッカーだったのですが、準備だけで「1万5000円」ぐらい掛かっています。
なので、「準備~帰宅までの総額」としては、「約16万円」掛かったということです。
旅費の内訳(目的別)
さて、旅費の総額は約14万円ぐらいだったのですが、その「内訳」はどうなっているのでしょうか。
大きく分けると、以下のようになっていました↓↓
やはり、航空券が高いので、「交通費」が1番高くなってしまいますね。
「観光費」も、場所によってはかなり取られますから、高くなるのも納得です。
旅をする上で必須の「宿泊費」や「食費」は、約3万5000円と格安。
1日当たり「1000円」ぐらいです。
さすが東南アジアですね。
「お土産」は色々買ったんですが、「スタバの限定商品」をたくさん買ったのが大きいですね。
普通にお土産を買うなら1万円も掛からないと思います。
カンボジアへ行こうと考えているのであれば、以下の記事が参考になると思います。
▼カンボジアのおすすめ土産と値引き交渉術
こんにちは、かつだむ(@tonkatsufarm1)です。 今回は、「カンボジア(シェムリアップ)でおすすめのお土産と値切り交渉術」を紹介します。 […]
「通信費」は、そのまま「SIMカードの値段」です。
今の時代、海外旅行ではネット環境がないと、正直かなりきついです。
レンタルWi-Fiなどを利用すると高いので、海外旅行ではSIMカードでネット環境を手に入れるのがおすすめ。
僕はSIMフリーのモバイルWI-FIルーターを愛用しています。
旅費の内訳(国別)
続いて、国別の費用も公開してみます。
今回滞在した3カ国の内訳は以下の通り。(都市間の移動費は除いています。)
綺麗に3等分に分かれています。
ただ、滞在日数が違うので、それぞれの国での1日当たりの費用を見てみます。
すると、以下のように面白い結果になりました。
滞在国 | 1日当たりの費用 |
タイ | 4193円 |
カンボジア | 5577円 |
ベトナム | 2546円 |
カンボジアが高くて、ベトナムがかなり安いですね~。
このような結果になった理由としては、「カンボジアの観光費が高い」「ベトナムではあまり高価なお土産を買わなかった」ということが挙げられます。
カンボジアでは「アンコールワットの入場料」「プレアヴィヒアのツアー代」など、観光費がけっこう高いですからね…。
あと、ビザ代(30ドル)も観光費に入れているのが大きいです。
アライバルビザ取得は、「賄賂要求」に気を付けて下さいね…。
▼賄賂要求されたタイーカンボジア国境
この日は、いよいよタイを一旦出国し、カンボジアへ。 何やらトラブルが多いと噂の、タイ~カンボジアの陸路での国境越えです。 ▼前日の旅の様子はコチラ▼ [sitecard subtitle[…]
でも、カンボジア(シェムリアップ)はとても良い場所です。
見どころもたくさんあるので、多少無理をしてでも行くのをおすすめします。
特に「プレアヴィヒア」は超おすすめですよ!
▼言葉を失った、カンボジアにあるもう1つの世界遺産
前日にアンコールワットに行ったのですが、この日はカンボジアのもう1つの世界遺産であるプレアヴィヒアへ。ついでにベンメリアにも行きました。 プレアヴィヒアは今回の東南アジア旅で間違いなく1番良かった場所です。 […]
それぞれの国の内訳(目的別)
最後に、それぞれの国の細かい内訳も載せておきますね!
▼タイの費用内訳
タイでは、お土産を爆買いしてますね~!
バンコクの中心地は、おもしろいお土産がいっぱい売られていて、思った以上に買ってしまいました。
特に「MBKセンター」はバンコクに行くなら要チェックです!
▼お土産いっぱいMBKセンター
タイに帰還して1日目は、お土産探しをしながら中心地をブラブラすることに。 昼と夜に有名料理店に行ったのですが、その2つは天国と地獄でした。 ▼前日の旅の様子はコチラ▼ […]
▼カンボジアの費用内訳
カンボジアでは、観光にお金が掛かりました。
その割合は、驚異の50%超え…。
あと、カンボジアでは飲みに行く回数が多かったので、滞在日数にしては食費がかかっている印象です。
▼ベトナムの費用内訳
ベトナムでは、ほとんど観光費が掛かっていませんね。
9776円のうち、9000円ぐらいはハロン湾ツアーですから。
観光費を抑えつつ色んなところを見たいなら、ベトナムがおすすめかも!
まとめ
今回は、僕自身の旅を例として、「東南アジアバックパッカーに必要な費用」「おすすめルート」についてまとめてみました。
東南アジア旅行は、「滞在費が安い」ということが再確認できました。
中でも、ベトナムは1日当たりの滞在費がかなり安いですね。
個人的にはカンボジアが大好きですが…。
東南アジアバックパッカーの様子は以下のページにまとめているので、ぜひ旅の参考にしてみてくださいね!
▼東南アジアバックパッカーの様子まとめ▼
こんにちは、かつだむ(@tonkatsufarm1)です。 今回は、東南アジアバックパッカーの様子をまとめて紹介しようと思います! 僕が東南アジアへバックパッカー旅をしたのは大学院1年生の頃で、期[…]
以下の記事では、僕が実際に東南アジアに持って行った持ち物を紹介しています。
旅を振り返って「必要だった持ち物」「持って行ったけど使わなかったもの」などをリスト形式でまとめているので、最終確認にも役立つと思います♪
▼東南アジアバックパッカー持ち物リスト
こんにちは、かつだむ(@tonkatsufarm1)です。 今回は、「バックパッカーに必要な持ち物リスト」を紹介します。 僕は約1ヵ月間東南[…]
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた!