
みなさん、バイクのメンテナンスしてますか?
…偉そうなことを言ってる僕ですが、普段やっているのは「オイル交換、バッテリーの充電、チェーンの清掃と注油」ぐらいです。
そんな僕のバイクも走行距離が4000kmに近づき、メーターワイヤーが切れてしまったり、チェーンの長さが限界に近づいたり…。
様々な不具合が出てきました。
特に、最近では「クラッチが重い」という症状が顕著になってきたので、注油をしてみることに。
こんな走行距離になるまで全く注油しなかったのはホントにダメですね…反省。
バイクのワイヤー類の注油に必要なのは一般的な工具とワイヤーオイルだけですし、作業もめちゃくちゃ簡単です!
メンテナンスの1つとしてぜひ覚えておくことをおすすめします♪
クラッチワイヤーとスロットルワイヤーへの注油で準備するモノ
まずは準備するモノについて。
必要なモノはそれほど多くありません。
工具
クラッチワイヤーやスロットルワイヤーへ注油するために、まずはワイヤーの注油部分を露出させる必要があります。
工具はそのために使うだけですね。
僕のバイクの場合は以下の3つの工具が必要でしたが、バイクによって多少変わってくるかもしれません。
ワイヤーオイル
次に、主役のワイヤーオイルです。
ワイヤーオイルも色々ありますが「洗浄と潤滑が同時にできる」「ノズルが細い」という点に惹かれ、中でも評判の良かったデイトナ製ワイヤーオイルを購入。
結果としてうまく注油できたので、おすすめできます!
ウエス
注油の際にはワイヤーオイルが溢れてきたり、出口側から垂れてくることがあります。
バイクを汚さないためにも、しっかりウエスでオイルを受け止めましょう。
クラッチワイヤーの注油方法
では、まずクラッチワイヤ―の注油方法について。
錆びたり、ほつれているなら交換もアリですが、今回は注油だけ行います。
手順①クラッチレバーを外す
まず、クラッチレバーを外していきます。
僕の場合はマイナスボルトがあったのですが、裏にナットがあると知らずにそのまま外そうと頑張っていました…。
あやうくボルトを破壊するところでした…。
みなさんも気を付けて下さいね。
ボルトが取れたら、ワイヤーの調節ねじを緩めて、溝が一直線になるようにします。
そして抜くだけ。
これでクラッチレバーは車体から取り外しできました。
(外したことなかったのでかなり汚い…。)
手順②クラッチレバーからクラッチワイヤーを外す
次に、注油の作業性を良くするためにクラッチレバーからクラッチワイヤーを外します。
説明するまでもないかもしれませんが、クラッチレバーの裏にはワイヤーを抜くための溝があります。
そこに合わせて抜くだけです。
手順③クラッチワイヤーに注油する
ここまでくれば、あとはワイヤーに注油するだけ。
デイトナ製ワイヤーオイルの付属のノズルであれば、ワイヤーカバ―の隙間にも入ってくれます。
一気に噴射するとオイルが溢れてくるので、少しずつ噴射していきます。
クラッチワイヤーの下部からオイルが出てくればそれでOK。
垂れてくるオイルはウエスで受け止めておきましょう。
スロットルワイヤーの注油方法
次に、スロットルワイヤーへの注油方法を解説していきます。
こちらはクラッチワイヤーに比べて「レバーを外す」という手間がないので楽です。
手順①アクセル横のケースを開ける
まずはアクセル横のケースを開けます。
僕のバイクの場合は、こんな感じでプラスボルト2本で締められていました。
ケースを開けると、引き側と戻し側のスロットルワイヤーが現れます。
手順②スロットルワイヤーに注油する(引き側、戻し側)
あとはスロットルワイヤーに注油するだけ。
引き側と戻し側のワイヤー両方に注油することを忘れずに!
エンジン側からオイルが出てくればOK。
垂れてくるオイルはウエスで受け止めます。
まとめ
今回は、自宅で簡単にできるバイクのメンテナンスである「クラッチワイヤーへの注油方法」「スロットルワイヤーへの注油方法」について解説しました。


そんな考えでしたが、特に難しい作業はないので問題なしですね!
かなりフィーリングも良くなりましたし、これからはマメに注油していきます!
今までメンテナンスしてなくてごめんなさい泣
ワイヤーオイルはそんなに大量に使うモノでもないので、このデイトナ製ワイヤーオイル1本でかなり長く使えそうです♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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