
バイクはとても気持ちの良い乗り物ですが、その爽快さと引き換えに「雨に濡れる」「積載量が少ない」というデメリットがあります。



本記事では、そんな方へ向けて「バイクへのホムセン箱の取り付け方」を解説していこうと思います♪
※ホムセン箱とは、以下のような「ホームセンターで売っているボックス」の略称です。
ホムセン箱を取り付けるメリット
まずはバイクにホムセン箱を取り付けるメリットをいくつか挙げていきます。
実際に取り付けると分かると思いますが、めちゃくちゃ便利です!
雨でも荷物が絶対に濡れない
まず、1番大きいメリットは「荷物がぜっっったいに濡れないこと」です。
バイク用の荷物カバーなんかも売られていますが、正直、雨が強いと濡れてしまいます。
その点、ホムセン箱は最強です。
「シュラフ、お土産、食料、ガジェット類」など、絶対に濡らしたくないモノを安心して持ち運べるのが最高ですね♪
積載量が多く、荷崩れの心配も少ない
ホムセン箱を取り付けていない場合、荷物を縦に積み上げるのは限界があります。
いくらネットでカバーしたとしても、崩れないか心配でツーリングを心から楽しむことができません。(経験済み)
ですが、ホムセン箱であればそんな心配は無用。
中に入ってしまえば、あとはしっかりフタをすれば落ちる心配はありません。
ホムセン箱自体はしっかり固定しないとダメですけどね!
荷物の取り出しが簡単
バイクにホムセン箱を取り付けたおかげで、荷物の取り出しがかなり楽になりました!
ネットで固定するだけだと、何か取り出すと毎回荷物が崩れてしまうんですよね…。
(僕の積載方法がマズいだけかもしれませんが…笑)
さらに、ホムセン箱であれば荷物をしまうのも楽チン。
バランスなんて考えなくても、とりあえず放り込んで、入ればそれでOKですからね。
カワイイ
これは個人差がありますが…。
ホムセン箱が付いてるバイク…好きです笑
なんか「無理して積んでる」って感じがカワイイな~と。
ステッカーを貼って楽しめる
ホムセン箱は側面がフラットなので、そこにステッカーを貼って楽しむことができます♪
日本中を周りながら、ご当地ステッカーを集めて周るのも楽しいですよ。
あと、ご当地ステッカーは会話のきっかけにもなりますね!


そんな風に声を掛けられることが多々ありました。
時にはオロナミンCを貰えたり、思わぬ収穫があります笑
取り付けに必要なモノ
さて、ホムセン箱の魅力をお伝えしたところで、さっそく取り付けの解説をしていきます。
まずは準備するモノについて。
とりあえず以下のモノを用意していただければOKです。
- ホムセン箱
- リアキャリア
- Uボルト・ボルトプレート・ナット、ワッシャー
- 補強板
- 穴開け、板カットの工具
1つずつ解説していきます。
ホムセン箱
まずは主役のホムセン箱。
一口にホムセン箱と言っても、その種類は様々です。
ホムセン箱
まずは「ザ・普通」のホムセン箱。
値段も安くて、サイズもたくさんあります。
そのへんのハイエースを覗けば積んでありそうですね笑
僕も、以下に示すアイリスオーヤマのホムセン箱を使っています!(幅61.5×奥行37.5×高さ33cm)
鍵付きのホムセン箱
盗難が怖いという方におすすめなのが鍵付きのホムセン箱。
ただ、サイズが少し小さいですね…。
荷物をあまり積まない方であれば、これでも十分でしょう!
積み重ねできるホムセン箱
積み重ねできるホムセン箱もあります。
積載量は多くなりますが、走行中に崩れないようにロープで固定する必要がありそうです。
実際、積み重ねてツーリングしているバイクもけっこう見かけますよ!
リアキャリア
ホムセン箱を取り付けるにはリアキャリアが必要です。
デフォルトでリアキャリアが付いているバイクもあれば、付いてないバイクもあります。
「車種名 リアキャリア」で調べれば、たいてい適合するリアキャリアが見つかるはずです。
Uボルト・ボルトプレート・ナット、ワッシャー
リアキャリアとホムセン箱の固定は「Uボルト」で行います。
さらに、直接取り付けるとホムセン箱が痛んでしまうので「ボルトプレート」も用意します。
そして、緩み対策の為に「ナット」も多めに用意しておきましょう。(ダブルナットがおすすめ)
例えば、4カ所で固定する場合に必要な部品数は以下の通りです。
※サイズはリアキャリアに合わせて用意してください。
補強板
僕は付けていないのですが…。
ホムセン箱の底には補強板(木やアルミ)を付けておいたほうがいいかもしれません!
というのも、リアキャリアにホムセン箱を直接取り付けると、ホムセン箱の底が壊れてしまう可能性があるからです。
板を取り付けるのが賢明です。
▼僕のホムセン箱も少し割れてしまった…▼
穴開けと板カットの工具
ホムセン箱を取り付けるには、底に穴を開ける必要があります。
また、補強用の板をカットしなければなりません。
ホムセン箱は樹脂なので、キリ等があれば気合いで穴を開けることもできますが…。
時間が掛かるし、仕上がりも汚くなるのでやめておいたほうがいいです笑(経験済み)
近所のホームセンターで電動ドリルやノコギリをレンタルするのがおすすめですね!
リアキャリアにホムセン箱を取り付ける手順
それでは、実際に取り付ける手順を解説していきます!
といってもそれほど難しい作業はありません。
工具があれば1~2時間で終わるでしょう。
手順その①ホムセン箱の底に合わせて板をカット
まず、補強板をホムセン箱の底面に合わせてカットしてください。
底面に接着するかどうかは好みで大丈夫だと思います。
どうせ、板もホムセン箱もまとめてボルトで固定するので。
手順その②ホムセン箱と板に穴を開ける
ホムセン箱と板が揃ったところで、ボルトを通す穴を空けます。
リアキャリアも色々な形があるので、その形に合わせてしっかり固定できるような場所に穴を空けます
バカ穴で大丈夫なので、リアキャリアのバーの位置を確認しつつ、穴を空ける場所を間違えないように注意しましょう。
▼加工後のホムセン箱と補強板▼
手順その③バイクにリアキャリアを取り付ける
バイクにリアキャリアを取り付けます。
デフォルトで付いている方は飛ばして下さい。
手順その④Uボルトでリアキャリアにホムセン箱を取り付ける
あとはリアキャリアにホムセン箱を取り付けるだけ。
緩み対策のためにダブルナットがおすすめです。
▼下からの図(リアキャリアのサビ取らねば…)▼
- 下のナットを締める
- 上のナットを締める
- 下のナットを逆回転で締める(上のナットは動かないように)
まとめ
今回はバイクへのホムセン箱の取り付けについて解説しました!
これといった正解はないので、自分のバイクに合わせてカスタマイズしていただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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