
「大学院生」。
実際に進学を考えた、もしくは卒業した方でなければ、その様子を知ることもないでしょう。
とはいえ、進学を考えているのであれば


そんなことも気になるはず!
今回はそんな方の「大学院生って何してるの?」「大学院に進学する目的って何?」という疑問を解決してみたいと思います♪
大学院生とは?普段は何してるの?
大学院生は基本的に「研究」をしている
僕は理系の大学院生なのですが、基本的に普段やっていることは「研究」です。
大学院を卒業するのには「修士論文」を書く必要がありますからね。
研究は、言わば修士論文を書くための「ネタ集め」です。
そして、研究の進め方も研究室によって様々。
企業との共同研究が中心の学生もいれば、自主研究が主体の人も。
さらに、1テーマをトコトン突き詰めるスタイルの人もいれば、2~3テーマを掛け持ちで進める人もいます。
このへんは、正直「運」もありますが…。
研究室をしっかり選べば、ある程度自分がやりたいように研究を進められるかもしれませんよ!
▼研究室選びは何よりも大事▼
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授業も受けている
学部時代ほどではないですが、大学院の卒業にも「単位」が必要です。
だいたい「30単位」ほどですね。
とはいえ、その半分近くは「研究」で修得できるので、実際に授業で修得する単位は「14単位」ほど。
研究の片手間に授業を受けていく感じです。
そして、単位取得の難易度は「学部 > 大学院」といった感じ。
要するに、「大学院は比較的楽に単位取得できる」ということ!
特に、内部進学であれば「早期履修」という制度を取り入れている大学もあるので、そうなればさらに余裕ですね!
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その他の色々なことにもチャレンジ
大学院生に課せられる義務は、上記のような「研究・授業」です。
でも、意外と「ガッツリ研究漬け」みたいな人は少ないですよ笑
大学院生は、うまく時間を使えば「研究以外のことに取り組む時間」を確保しやすいです。
ちなみに、僕の知り合いの大学院生たちには、以下のような人がいます
ただし、大学院生の本業である研究によって「専門知識」「その他の様々な能力」を身に付けるのを疎かにするのはもったいないかもしれません。
本当に研究に没頭できるのも、この2年間だけかもしれないですからね。
大学院では、うまく時間を使えば研究と趣味の両立ぐらいできます。
僕は大学院に進学してから、「時間の使い方」もかなり上手くなったと感じます。
自由な時間を確保するためにも、研究室選びは慎重に…。
「研究室選び」はほんっっっとに大事です。
一般的な大学院に進学する「目的」とは?
①就職のため
大学院に進学する目的で、1番多いのが「就職のため」ではないでしょうか。
理系であれば、就職活動には自由応募」と「学校推薦」という2つの応募方法がありますが、その両方で「大学院に進学していた方が就職活動が有利になる」と言われることが多い。
「自由応募」とは、1次面接から最終面接まで、面倒なステップを乗り越えて内定を貰う方法です。
それに対して、「学校推薦」は面接が数回程度で、早ければ4月にも内々定が出るというかなり有利な応募方法です。
この「学校推薦」には企業ごとに枠が決まっているんですが、その枠で定員オーバーした場合に大学院生が優先されるという場合も。
※大学や企業によっても違うこともあります。
さらに、大学院卒という肩書きだけで「高い専門知識と思考能力持っている」と評価されやすいです。
まあ、その分研究内容に対する理解は求められますが…。
以上のことから、「就職活動においてメリットが大きい」ということで、大学院へ進学する人が多いようです。
②将来のキャリアのため
「就職のため」の次に多い目的が、「将来のキャリアのため」。
将来的に研究・開発職に就きたいのであれば、肩書きだけでも「院卒」があれば役に立つようです。
僕の親戚も某電機メーカーで働いており、時々話をすることがあるんですが

大学生の時に、そんなことをよく言われました。
実際、大学院卒のほうが出世が早かったりもするみたいです。
③学生生活が長くなるから
最後の理由は「学校生活が長くなるから」。
要するに、「なるべく働きたくない」ということです。
社会人になったら、自由な時間が減りますもんね…。
それに比べて大学院生は、夏休みと春休みがありますし。
「自由に色んなことに取り組めるチャンス」があると思います。

僕がそう思ったのも、やっぱり時間があったからだと思います。
社会人でブログを頻繁に更新している方はすごいです…。
頭が上がりません。
まとめ
今回は「大学院生の普段の生活」「大学院に進学する目的」を紹介ました!
あくまでも僕の周囲の話なので、他にも様々な目的で進学し、様々な生活を送っている方がおられると思います。
言い換えれば、大学院生活は「自発的に行動すればなんでもできる時間」だということ。
大学院では研究も大事ですが、色々なことにチャレンジして、視野を広げるのも重要かなと思いますよ♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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ではまた!