この日は、いよいよ「屋久島」への上陸の日。
ずっと憧れで、行きたくて仕方なかった神秘の島へ!
でもしっかり準備をしないと、僕みたいになります…。
▼おおよそのルートは以下の通りです▼
▼前日の旅の様子はコチラ▼
この日は、本土四極の一角である「佐多岬」へ行った日。 恐ろしく天気が良くて、最高の思い出しかないです笑 もう「夏」「青春」って感じでしたよ。 ▼おおよそのルートは以下の通りです▼ […]
西郷隆盛を見てフェリー
西郷隆盛は10号線沿いにいる
この日は朝早くのフェリーに乗るため、早起きして鹿児島湾をグルリ。
道中で腹が減りすぎて、コンビニでカップ焼きそばを食べました。

そして、無事鹿児島港へ到着したのですが、まだ時間があったので「西郷隆盛像」を探します。
もっと静かな場所にあると思っていたのですが、意外にも交通量が多い10号線沿いに立っています。

バイクを置いて屋久島へ
鹿児島港から屋久島へ行くには、「フェリー」「高速船」のどちらかを使うことになります。
それぞれの特徴は以下の通り。
かなりザックリしているのはお許しを笑
船名 | 時間 | 料金 |
フェリー屋久島2 |
|
9500円(大人往復) |
はいびすかす |
|
7600円(大人往復) |
高速船トッピー |
7:00~16:30頃まで |
16200円(大人往復) |
※2019年9月現在の情報



そんな感じでフェリーに決定。
ちなみに、学割だとさらに安いので、はいびすかすとの差も数100円でした。
そして、バイクの運賃が意外と高い。
※下の表は「フェリー屋久島2」のバイク料金です。
~125cc | 3600円 |
125cc~750cc | 5400円 |
750cc~ | 7400円 |

どうせ周るのは島の内部ばかりだしなあ…。

そんな感じで、「バイクは鹿児島港に置いていく」と決意。
どこに置くか迷ったのですが、フェリー乗り場のおっちゃんが「その辺に置いといていいよ!」と言っていたので、その辺に置いておくことに。
「宿泊道具、食糧、貴重品」だけ持って、フェリーに乗り込む。

フェリーでのお約束
フェリーに乗ったからには「探検」をしなければ気が済まないボク。
まずは2等客室に荷物を置く。





屋久島到着!1人でも迷わず白谷雲水峡へ行く方法
屋久島に来たなら「島の恵み館」で「飛魚の姿揚げ定食」を食すべし!
探検したり、仮眠を取っていると「屋久島」へ到着。


という感じで、港から少し歩いた場所にある「屋久島ふるさと市場 島の恵み館」へ。
お土産も売っているのですが、ここでおすすめなのが「飛魚の姿揚げ」です!
屋久島は飛魚の水揚げ量日本一なんだとか。
ダシに使われることが多い魚ですが、ここでは一品料理として楽しめます。
▼飛魚姿揚げ定食(800円)▼



んサックサクゥ~!!


お土産探しのついでに、ぜひご賞味あれ♪
白谷雲水峡へのバス
腹ごしらえも済ませたところで、いよいよ屋久島の内部へ潜入していきます。
屋久島にはたくさんの見どころがあるのですが、絶対に外せなかったのが「白谷雲水峡」「縄文杉」「太鼓岩」の3つ。


そんな予定を立てました。
なので、まずは白谷雲水峡へ行かなければなりません。
白谷雲水峡へのバスは「屋久島交通」「まつばんだ交通」の2社が請け負っているので、そのどちらかのバスに乗ります。
時刻表は「屋久島交通 時刻表」「まつばんだ 時刻表」と調べれば、最新のモノが見つかるはずですよ!
便利なバス停は「宮之浦港入口」ですかね~。
近くにお土産屋さんもあるので、そこで時間を潰しながら待つことができます。
▼宮之浦港入口バス停の場所▼
屋久島の観光ルートを決めるが…
無事バスに乗り、白谷雲水峡へ向かう。
バスの中からは屋久島の大自然を見ることができ、ワクワクが止まりませんでした!
…しかし、少し不安も。


というのも、僕が選択したルートは少数派だからです。
下の地図の「赤の線」が僕の選んだルート、「黒の線」が一般的なルート。
ご覧の通り、強欲な僕のルートは若干無茶があります。
屋久島1人トレッキング開始
屋久島…最高。ずっと憧れだったんだよ…。
一抹の不安を抱えながらも、バスは白谷雲水峡へ到着。
登山届の紙が置いてあったので、一応出しておきました。

道なりにすすんでいくと…。

さらに進むと「苔むす森」という、神秘的な場所へ着きます。

道中には「くぐり杉」という、親父ギャグさながらの名所も。

大林歩道入口からは地獄のような急勾配
そのまま進み、「辻峠」を過ぎたあたりから人影が少なくなる。
そして、道も悪くなります。


道は悪かったですが、まだまだ元気いっぱい!
歩き始めて1時間ぐらいしか経ってませんからね。
ハイペースで歩き進んでいたので

そんなことを思っていました。
様子が変わったのは「大林歩道入口」です。
地図で見ると、大林歩道入口から縄文杉は近く感じますが…。
アップダウンが凄まじいです。
▼こんな感じの階段が延々と続く…▼
早く…小屋に行かないと…。
大林歩道入口に着いた時点でもう夕方。
急いで縄文杉近くの「高塚小屋」を目指しますが、序盤に飛ばしたツケが回ってきます。


日が暮れる前に小屋に辿り着くのが第一だったので、観光名所はフル無視で進む。

縄文杉に比較的近い、「夫婦杉」「大王杉」を通り過ぎたのが18時前でしょうか。
もう数時間人とはすれ違っていません。
代わりに、野生の猿の群れが近寄ってきます。


1人で山の中。
日が暮れたら終わりです。
ギリギリ到着&食パンかじって就寝
若干弱気になりながらも、とりあえず進む。
「止まったら死ぬ」ぐらいの覚悟でした。
フラフラしながら進むと、ようやく「縄文杉」が…!


縄文杉もスルーして「高塚小屋」へ。
高塚小屋は縄文杉の少し先です。
そして、高塚小屋に到着。
フラフラだったので、写真も無茶苦茶です笑
▼高塚小屋に到着!▼
小屋に入ると、そこには先客がいました。
軽く挨拶だけして、マットを引いて倒れ込む。
疲労がピークでしたね…。

※縄文杉の近くには、無料の給水所があります。
山に入る時は満タンだった2ℓのペットボトルも、もはや空。
給水所の存在は知っていたのですが、汲みに行く元気がなかったです。
水の入っていないペットボトルを片手にボーっとしていると、「今から行くんで、汲んできましょうか?」という天使の声が。

なんとか水分も確保できたので、食パンとツナ缶を食べて就寝。
同じ小屋に泊まった人は鍋を食べてましたね…。


「若さ」でゴリ押した僕でしたが、本当にしっかり準備しないとダメです。
反面教師的に僕の様子を書いてきましたが、おそらく登山をしている人が見たら

とブチ切れられること間違いなし。
だって持ち物は「マット、寝袋、食パン、ツナ缶、水」ぐらいですよ。
僕は遭難したかったんでしょうか…?
屋久島は普通に「登山」だと思って準備するべきです。
僕と同じ過ちは繰り返さないように気をつけてくださいね笑
まとめ
この日は屋久島を1人で弾丸トレッキングして、死にかけました。
冗談抜きで恐怖を感じるレベルだったので、しっかり準備をするべきだったと猛省。
雨の多い屋久島で、雨に降られなかったのが不幸中の幸いでした…。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
▼旅の続きはコチラ▼
この日は、屋久島の高塚小屋に1泊して「朝日の縄文杉」「太鼓岩」を堪能。 個人的に、屋久島で感動した景色TOP2です! そして、初ユンケルの苦い思い出…。 ▼おおよそのルートは以下の通りです▼[…]
ではまた!