
僕は、夏の北海道ツーリングで「エゾシカの角」を手に入れました。
いわゆる「落ち角」ってやつです。
僕が直接拾ったワケでもなく、旅の道中で出会ったおっちゃんがドロップしたアイテム。
「なんかに使えるだろう!」と思って受け取ったものの…。

そんな気持ちを押し殺して


という風に、自分を誤魔化して「鹿角レターオープナー」を作ってみました。
僕と同じように、「鹿の角」を持て余しているアナタの参考になれば幸いです!
僕は鹿角加工に関してド素人ですが、意外と簡単に作れました笑
鹿角加工:レターオープナー作成で準備するモノ
▼鹿角加工の準備物▼
まずは「鹿角を加工する際に準備するモノ」について。
上記の写真通りですが、以下の3つの道具を用意しました!
1つずつ簡単に解説します!
材料である「鹿の角」
これがなければ始まらない。
材料となる「鹿の角」です。
僕は偶然出会ったおっちゃんに貰ったのですが、登山とかすると、意外と落ちてるんですって!
そして、僕がゲットした角は「子鹿の角」だそうな。
大人の鹿の角だと、加工が難しそうですね…。
その分、立派な「オブジェ」とか作れそうですけど!
興味本位で調べてみるたら、、鹿の角は「犬のおやつ」として売られてるみたいです!

鹿の角がないのであれば、犬のおやつを代用してみてもいいかもしれませんね~!
加工用の「小刀」
鹿の角でレターオープナーを作るのであれば、元の状態から、大量に削ることになると思います。
そして、ある程度丈夫な「小刀」のようなモノでなければ、時間が掛かって仕方ないです笑
専用の道具があればいいですが、僕は小刀で代用しました!
加工し初めの時は

みたいな軽い気持ちだったんですが…。
鹿の角ってめちゃくちゃ丈夫なのね☆
とはいえ、ガッツリ「削れる」って感じの刃物であれば、なんでも大丈夫だと思います!
仕上げ用の「やすり」
最後に、加工の仕上げに必要なのが「やすり」です。
粗目~細目が数種類あると便利。
作業性を考えると、「平の棒やすり」がおすすめです!
こんな感じの「組やすり(平やすり含む)」があれば、今後も役に立つかもしれないので、家に1つ置いておくのもアリですね!
鹿角加工:レターオープナーの作り方
加工手順①とりあえず洗う
鹿の角が手に入ったら、一応洗っておきましょう。
汚いままだと、加工する際に「臭い」が発生することもあるそうです!
僕は単純に水と洗剤でゴシゴシしましたが、それで十分でした。
というのも、「古い角だった」「おっちゃんが角を切断してくれていた」という2点のおかげで、もともとそんなに洗う必要がなかったからです。
新しい角だったり、自分で切断したりすると、それなりに臭いみたいなので気を付けて下さいね!
加工手順②小刀でひたすら削る
さあ、「鹿角洗浄」が終わったら、早速削っていきます。
レターオープナーを作るのであれば、それなりに「薄く」しないといけないので、小刀でガッツリ削ります。





という感じで、大まかな「削り」は終了。
1時間ぐらい、ひたすら削っていた気がします…。

加工手順③やすりで仕上げる
鹿の角が薄くなったところで、手紙を開けるための「刃」を作っていきます。
とはいえ、封筒なんて破れればいいので「ある程度」で妥協しました。
「ペーパーナイフ」を作るのであれば、もっと鋭くする必要があるかもしれませんけどね!
今回の鹿角加工で、1番楽しかったのがこの工程。


ある程度鋭くなったら完成!
レターオープナーとして使うなら、先端はある程度尖らせておいたほうが使いやすいかも!
なぜなら、先端で「封を切るキッカケ」を作ったほうが、スムーズにオープンできるからです。
鹿角レターオープナーの試し切り!
さあ、完成したら「試し切り」です!
手紙?待ちませんよ?



まずは紙を折って、「ニセ封筒」を作ります。
そして入刀!!!





手に豆を作りながら加工した甲斐あった!

まとめ
今回は、北海道でゲットした鹿の角を加工して「レターオープナー」を作成してみました!
削る作業は少し大変ですが、思ったよりは簡単!
「ワイルドさアピール」にも使えるので、これを使えばモテモテです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた!