こんにちは、かつだむ(@tonkatsufarm1)です。
今回は、「大学院に何年通えば学位を取得できるのか」について解説します。
最近は大学に進学する人も増えているようですが、それに伴い、大学院に進学する人も増えています。
中には「みんな進学するから、なんとなく進学しよーっと!」なんて考えの人もいるかもしれません。
とはいえ大学院は何年も通うことになるので、大学院の全体像をしっかり掴みながら、進学について考えることをおすすめします。
その内の1つとして、今回は「大学院に何年通うことになるか」についてまとめてみました。
本記事の内容を要約すると以下の通りです。
✔大学院の種類
- 学部を卒業した人が進学する「修士課程」(最近はここまで進学して就職する人が多い)
- 修士より更に高度な「博士課程」(闇が深いとの噂も…)
- 修士と同じく、学部を卒業した人が進学する「専門職学位課程」
✔大学院には何年通うことになる?
- 修士課程は2年
- 博士課程は基本的に3年(一貫性や4年制などもあり)
- 専門職学位課程は2年(法科大学院は3年)


そんな方の参考になれば幸いです。
大学院は何年通うことになる?
修士課程・博士前期過程
まずは大学院の「修士課程」についてです。
修士課程は基本的に「2年」通うことになります。
大学院の修士課程は学部を卒業した人などが入学でき、卒業すると修士の学位が授与されます。
修士課程は博士前期過程とも言われますが、博士後期課程があるからそう呼ばれるだけです。
本質的には同じで、学部卒業後に2年通うことになります。
ちなみに卒業には学部の頃と同じように単位が必要で、大体30単位ほどです。
とはいえ、授業自体は学部の頃よりかなり緩い印象で、やはり研究で忙しい分の配慮はされていると感じます。
特に理系では、この「修士の学位」を取得して就職していく人が多いです。(工学系は特に多い印象)
理由は単純で、就活で有利だったり、会社に入ってからの出世に影響したりするからです。
文系だと逆に就活で不利になることもあるようなので、そこは気を付けましょう…。
博士課程
お次は「博士課程」についてです。
博士課程は基本的に「3年~4」通うことになります。
修士の学位や専門職学位を取得した人が、更に高度な専門性を身に付ける為に進学します。
「闇が深い」という噂も聞くので、ご自身でしっかり判断してから進学することをおすすめします。
博士課程には幾つか仕組みがあるので、軽く説明します。
博士前期・後期課程
学部を卒業した後の大学院の博士課程を、前期2年・後期3年に分けるという仕組みです。
最も一般的な仕組みの1つでしょう。
ここでの博士前期過程は修士課程と同じなので、博士の学位を取得するには修士に加えて「3年」かかるということです。
一貫性博士課程
一貫性博士課程は前期・後期の区別なく、博士課程として、学部卒業後に5年間大学院に通うという仕組み。
とはいえ、大学院によっては修士課程の要件を満たせば修士の学位を取得できるようです。
なので、博士前期・後期課程と通う年数は変わらないですね。
後期3年博士課程
博士前期過程がなく、博士後期課程のみという仕組みがこれです。
同じ大学院に博士前期過程がないだけで、コチラも基本的には博士前期・後期課程と同じく、博士の学位取得まで、5年間を大学院で過ごすことになります。
4年制博士課程
医学、歯学、薬学、獣医学などを履修する場合の博士課程です。
この博士課程のみ、「4年」通うことになります。
医学、歯学、薬学、獣医学は学部が6年間あるので、その学部を卒業すれば、修士課程なしでこの4年制博士課程に入学できます。
その他の学部(4年間)を卒業した場合、修士課程や専門職学位課程を卒業する必要があります。
専門職学位課程
最期は「専門職学位課程」についてです。
専門職学位課程は基本的に「2年」通うことになります。
専門職学位課程では専門職大学院に通うことになり、修士課程と同じく学部を卒業した人が入学することができます。
この課程を卒業すると「専門職学位」が取得でき、これは修士の学位と同等です。
中でも法科大学院は特殊で、学位を取得するためには「3年」通う必要があります。
修了すると「法務博士」の学位を取得できるようです。
まとめ
今回は「大学院に何年通えば学位を取得できるのか」について解説して、以下のような内容でした。
✔大学院の種類
- 学部を卒業した人が進学する「修士課程」(最近はここまで進学して就職する人が多い)
- 修士より更に高度な「博士課程」(闇が深いとの噂も…)
- 修士と同じく、学部を卒業した人が進学する「専門職学位課程」
✔大学院には何年通うことになる?
- 修士課程は2年
- 博士課程は基本的に3年(一貫性や四年生などもあり)
- 専門職学位課程は2年(法科大学院は3年)
大学院は研究をしながら、自分のやりたいことにも取り組める時間だと思います。
とはいえ、欝になってしまう人や、卒業にかなり時間が掛かってしまう人もいるのが事実。
将来のことを考えつつ、自分の性格も考えながら、進学の判断をするのが大事ですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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ではまた!