
長い大学生活を過ごしていると、1度は経験するであろう「遅刻」。
高校までの遅刻とは扱いが違うので、注意が必要です。


そんな方へ向けて「遅刻NG・OKの授業」「遅刻した時の対処法」について解説していきます。
焦る必要はないですし、落ち着いて対処すれば大丈夫ですよ!
大学で遅刻OKの授業・NGの授業
まずは大学で遅刻しても大丈夫な授業、そうでない授業について。
大前提として、遅刻しないに越したことはないです。
でもどうしようもない場合もあるでしょうから、気合を入れるべき授業とそうでない授業を見極めるべき。
遅刻NGの授業
「遅刻NG」の授業は以下の通り。
「遅刻=単位落とす」ぐらいの気持ちで、喰らい付くべきです。
テスト
大学では学期末に定期テストがありますが、その定期テストは遅刻NGです。
そして「中間テスト」などという名目で、授業中にテストを行う場合もあるので、その時も遅刻はダメです。
ゆるい教授だったら、テスト受けさせてもらえる場合もありますけどね。
実習系の授業
実習系の授業がある学部・学科は、遅刻に気を付けておくべきです。
僕は理系だったので、実験の授業がよくありました。
そして、実験って「流れ」がありますよね?
「注意事項の説明➡準備➡実験」という感じ。
なので、遅刻したら参加できない場合があるんです。
注意事項も知らないのに、いきなり実験させるのは危険ですからね。
参加できなければ出席点もなし、さらに実習系の授業は出席点割合が高めなので要注意!
遅刻グレーゾーンの授業
次は「遅刻グレーゾーン」の授業。
遅刻しすぎると単位取得が難しくなります。
出席確認のある授業
大学でも出席確認をする授業があります。
毎回行う授業もあれば、抜き打ち、気まぐれで行う授業も。
どちらのパターンにしろ、遅刻はなるべく避けるべきです。
ただ、「出席確認は授業の最後」というパターンもあるので、遅刻しても間に合う可能性はあります。
諦めないで!!
課題を提出する授業
課題を提出する授業も要注意。
なぜなら、「課題提出は授業開始10分後で締め切る」という厳格な教授もいるからです。
あらかじめ遅刻の可能性があると分かっているなら、友達に課題提出を頼んでおくのも手ですね。
遅刻OKの授業
最後に「遅刻OK」の授業。
遅刻はなるべくしない方がいいですけど、比較的ダメージが小さい授業です。
出席確認や課題提出のない授業
前述したような「出席確認」「課題提出」がないのであれば、遅刻しようが、欠席しようが大丈夫。
授業内容は理解できなくなりますが、遅刻が直接単位取得に響くようなことはありません。
テストで挽回できる自信のある授業
遅刻をするということは、それだけ授業内容に付いていけなくなるということ。
なので、いくら出席や課題が無いからと言って、遅刻や欠席を繰り返すとしんどくなります。
それでも「テストで絶対に挽回できる」という自信のある人なら、遅刻、いや授業に行かなくてもOK。
例えば「過去問とほぼ同じ問題が出る」という確信があったり、「自分で完璧に理解している」というパターンです。
実際、僕の大学でも「毎年過去問とほぼ同じテストを行う授業」があってですね…。
僕はその授業に1回も出ず、過去問だけをやってテストに臨みました。
でも単位は問題なく取れましたよ!
勉強になるかどうかは置いておいて、単位取得という意味では最強です。
大学では授業毎にしっかり特徴を見極めよう!
ここまで、大学の授業と遅刻について解説しましたが、1番大事なのは「授業の特徴・教授の性格を把握する」ということ。
なので、授業の方針が説明される「1回目のガイダンス」はしっかり出る。
先輩や同級生から、授業の情報を手に入れる。
そのあたりを意識しておくべきだと思います。
大学で遅刻してしまった時の対処法
基本的には遅刻しても気にしなくてOK
大学で授業を遅刻をしそうになっても、基本的には「何もしなくて大丈夫」です。
テストはまた少し変わってくるでしょうけどね…。
高校までのように連絡する必要もなければ、怒られることもないです。
大学は「全て自己責任なので、その分勝手に頑張って下さい」というスタンスです。
出席確認は友達に頼めるなら…。
出席確認のある授業を遅刻しそうな時、なんとかしたいですよね。
これも授業によるのですが、友達に頼むことができる場合もあります。
「学籍番号と名前を書くだけ」「ネット上での出席管理を行っている授業」などは頑張れば出席を誤魔化せます。
逆に、パソコンのログイン状況などで管理されている場合は不可能です。
あらかじめ友達と連携できる工夫をしてる人もいましたね。
まあ、大学の出席を誤魔化すのは一種の「不正行為」なので、おすすめはしません。
授業の内容を教えてもらう
授業に付いていくために、遅刻して受けられなかった分を取り返す必要があります。
「ノートを見せてもらう」「課題の有無を聞く」「テストに出す問題は言ってなかったか」など、友達に助けてもらいましょう。
大学では、少数でもいいので友達を作っておくのがおすすめです。
その話については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご参考に。
電車のトラブルが原因なら「延着証明書」を貰っておく
「電車の遅延」が遅刻の原因となる場合もあります。
特にJRは頻繁に遅延が発生するので、通学にJRを使っている人は要注意。
そして、電車が遅延した場合、駅員さんに言えば「遅延証明書」という紙切れを貰えます。
授業にもよりますが、この紙切れがあれば「遅刻無効!」という場合が多いです。
なので、電車が遅れていて授業に遅刻しそうなら、とりあえず貰っておくべき。
自分が何回遅刻してるか確認しておく
最後に、遅刻を繰り返しているなら「自分が何回遅刻しているか」「あと何回遅刻・欠席できるか」ということを確認しておくべきです。
大学のシラバスを見る、もしくはガイダンスの内容を振り返り、自分が置かれている状況を把握しておきましょう。
遅刻と欠席の関係性ですが、これも授業単位でバラバラ。
例えば以下のようなパターンがあります。
この他にも「減点方式」の授業があったり、「何分遅刻したかによってダメージが変わる」という授業も。
本当に授業によって様々なので、繰り返しになりますが「授業の特徴をしっかり理解しておく」のがとても重要ですよ!
まとめ
今回は「大学での遅刻」について解説しました。
正直、大学は遅刻してもなんとかなります。
単位を落としても死ぬわけじゃないですし、挽回しようと思えばできますからね。
ただ、1年生からしっかり単位を積み重ねる方が圧倒的に楽なのは明白。
なので、遅刻のクセが付かないようにだけは注意しておきましょう。
たまにはゆっくりして、遅刻するのもアリ。
こんな適当に生きられるのも大学生の特権です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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